にじーずは昨年10月より認定NPO法人カタリバ様から業務委託を受け、2023年3月までに同法人で活動している子どもと接する全スタッフを対象とした性の多様性に関する研修を実施しました。内容としては、各事業部に対する調査やヒアリング、スタッフへのアンケート調査（研修前後）、講義およびグループワークの実施等です。

さまざまな子ども若者支援の現場では、既にLGBT（かもしれない人を含む）当事者が利用していることが考えられ、また性のあり方に限定せず多様なバックグランドの利用者がいると考えられることから、多様性をベースとした接し方について意見交換を行うことができました。

認定NPO法人カタリバ　堀井勇太さんからのコメント
カタリバでは施設運営やオンライン事業、行政、学校連携など様々な形で、子どもたちの支援を行っています。それぞれの事業、部門ごとに独自で行ってる研修が多くあるなか、組織横断で行う「子ども支援現場における多様性の受容度を高める取組」の一環として、にじーずさんに研修を依頼し、専門的知識、経験から事業ごとのニーズに合わせて柔軟に内容を設計いただきました。客観的な視点からのフィードバックには、多くの学びや気づきをいただき、大変感謝しております。

青少年施設への研修を実施しています

ユースセンターなどの子ども若者支援施設が多様な性を前提とした場となれば、孤立や不安を抱えやすいLGBTユースにとって安全に繋がれる居場所が増えます。にじーずでは2022年度に、SAPジャパン様にプロボノとして協力をいただき、青少年施設へのヒアリングを踏まえた研修資料を作成しました。こちらを活用し、札幌市若者総合支援センター様や京都市南青少年活動センター様などで、ユースワーカーなどを対象とした研修を実施しました。

今後も、ご希望があればヒアリングなども含めた研修を実施できますので、ご関心のある方は問い合わせフォームよりご連絡をいただけると幸いです。

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