【寄付のお願い】LGBTユースのためにサンタさんになりませんか?

【寄付のお願い】LGBTユースのためにサンタさんになりませんか?

今年もあっという間に年の瀬が近づいてきました。みなさんにとってこの2022年はどのような一年だったでしょうか。

にじーずはLGBTやそうかもしれない子ども・若者が安心して集まれる居場所を全国各地で開催している団体です。今年は札幌から島根までの15都市で、全84回の対面でのLGBTユースの居場所を開催しました(今月開催予定を含む)。コロナ禍でもユースの孤立を防ぐために、対面開催を続けてきたLGBT支援団体は他にはあまりないのではないかと思います!
参加者は合計で800人以上となりました。新潟で毎月の居場所が始まったほか、仙台・島根・鳥取・長野県松本エリアでは初開催となりました。学校や家庭、日々ユースたちにはいろいろなことがありますが「楽しい、また絶対に参加したい」「にじーずに行くと自己肯定感が爆上がりする」などの声を聞くと嬉しく思います。

どうしてLGBTユースの居場所が大切なの?という方はこちらの記事もぜひご覧いただけると幸いです

活動継続のための寄付のお願い

にじーずが取り組んでいる全国各地のLGBTユースの居場所事業は、寄付で支えられています。学校でも家でも、本当の自分が表現できず、孤立している子どもたちが全国にいます。クリスマスプレゼントとして、子どもたちに安心して過ごせる時間を提供いただけないでしょうか単発の寄付も歓迎ですし、マンスリーサポーター(毎月1000円からにじーずを支えてくださる方)の方も募集しています。

大人のサンタの皆様をお待ちしています!

制服選択の要望も行っています

にじーずでは昨秋、性別に関わらず制服を選ぶ「制服選択制」の導入を求めて大学生のカエデさんと一緒に東京都教育委員会あてに要望にいきました。要望の際にはにじーず参加者にアンケートをとったほか、実際に都立学校に通うユースたちから手記を書いてもらいスタッフが読むなどを行いました。

この要望を受けて現時点で自由選択制(性別関係なく好きなスタイルを選べる)が3校(昨年時点)→10校と増え、女子スラックスなしが35校→15校まで減りました。都立学校の制服の様子は都のHPでも見られます。進路選択の際に情報があった方が良いということで、去年要望して詳しく載せてもらえるようになりました。現在にじーずでは香川県の団体(あしたプロジェクトさん、プラウド香川さん)とも連携し、岡山・香川両県の教育委員会に対しても要望を行っています(署名ページはこちら)。変化は道なかばですが、学校現場も変わりつつあるということでご報告でした。

都教育委員会への要望の様子(写真提供:Change.org)