以下詳細です。
「制服選択制から考える誰もが過ごしやすい学校づくり 〜子ども若者の主体的な取り組みをサポートする」
昨今、制服選択制を導入する学校が増加しています。そうした取り組みは、“セクシュアルマイノリティの子どもたちへの配慮”として紹介されることもあります。しかし、実際には、どんな制服を着るか(本来的には“どんな服装をするか”)を選択できることは、セクシュアルマイノリティの子どもに限らず、すべての子どもがもつ権利です。
埼玉県立川口北高校では、生徒会のなかに「学校多様化委員会」を設置し、多様性尊重に向けた取り組みを生徒たちが主体的におこなっています。当シンポジウムでは、川口北高校教諭で生徒会顧問である辺田洋文氏を招き、「学校多様化委員会」の取り組みについてうかがいます。川口北高校の実践から、子どもたちの主体的な取り組みをどのように引き出し、サポートできるか、一緒に考えてみませんか。
講師 辺田洋文さん
埼玉県立川口北高校教諭。多様性のある学校作りを目指した生徒会での実践を『季刊セクシュアリティ 生活から「性の多様性」を学ぶ―子ども、学校、家庭、地域―』(エイデル研究所)に寄稿。3年前に当時の生徒会長とSUC(School Uniform Committee)を生徒会内に立ち上げ、スラックスの導入や校内での多様な性のあり方への理解の促進を図る。
日時 2021年11月7日(土)13:00~15:00
場所 オンライン会議システムzoom
※peatixよりお申込みいただいた方にURLをお送りします。
対象 埼玉県内の学校関係者、LGBTや若者支援に関心のある方
参加 無料(要申込)
主催 一般社団法人「にじーず」
後援 埼玉県
※このシンポジウムは、ラッシュジャパン「チャリティバンク」の助成を受けて開催しています。